あけぼの園だより

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あけぼの園の職員や園長からの便りを紹介します。

2020年07月16日

園長便り

 今年度は年度当初から新型コロナウイルスの感染防止対策のため、イレギュラーな園運営が強いられ、園児及び保護者の方々には多大なご迷惑をおかけしてきました。
 昨年度末から新型コロナウイルスの感染防止対策を講じながらの療育を実施してきたところですが、卒園式や入園のつどい等の行事も縮小しての実施となり、園児・保護者の方々、職員たちも満足できる形ではなかった思いますが、何とか工夫しながら実施してきました。また、緊急事態宣言が出されたり等で、園の運営自体を縮小せざるを得なくなり、日々混乱しながらの療育になりました。しかし、保護者の皆様のご協力により全面休園は何とか避けることができました。そして、6月下旬からはやっと通常の運営を開始する事が出来ました。これからも新型コロナウイルスの感染拡大を心配しながらの療育になりますが、効果的な療育を進めていきたいと思います。
 今回の新型コロナウイルス対応の中で感じていることがいくつかあります。
  ①家庭での検温、園での手指消毒の定着。登園時のバス乗車時や、登園時の玄関先での手指消毒が園児の間でしっかり定着したことは、今後の衛生管理、インフルエンザ等の感染防止にもつながる大切なことであり、継続の必要性を感じています。
  ②年度当初から保護者の園内への入室を控えてもらっており、園児の園での様子を口頭で保護者に伝えてきましたが、実際の療育場面を見たり、体験してもらわないと、きちんと伝わりずらいことが改めて理解できました。
  ③マスク着用での支援は、園児に職員の表情が伝わらないことで、園児・職員相互に不全感が募っています。
  ④運営面で、行事等の実施方法について、今までの既成概念にとらわれずに、柔軟な発想のもとでも実施が可能なことを改めて感じることができました。
 上記のことを考慮しながら、今後も新型コロナウイルスと付き合いながらの療育を模索していかなければならないと感じており、より良い療育を目指して、職員一同より一層努力していきたいと思います。
 

2019年03月19日

園長便り

「四つのねらい」その後

園の療育のねらいをリニューアルして一年が経過しました。

⓵ひとりでできることをふやそう。
⓶人とのかかわりの中でコミュニケーション力を育てよう。
⓷好きな遊びや運動を見つけて広げていこう。
⓸わかりやすい環境の中でいろいろな経験をしよう。

基本は子どもたち一人ひとりの良いところ、得意なところをいかに伸ばしていくのかということです。まずは子どもたちが毎日楽しく、そして意欲的にあけぼの園に通ってきてくれる事が前提です。また、子どもたちも職員も楽しくそして有意義に過ごすことです。

クラスごとにそれぞれ、四つのねらいに合わせたメニューを工夫しながら取り組んでいます。また、まだまだ職員も試行錯誤しながらですが、子どもたちも職員も一緒に達成感を味わいながら、毎日新たな発見の連続です。これからもより良い療育を目指して頑張ります。

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